第27回琴伝流大正琴全国大会(長野県ビックハット) -2日目-

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第27回琴伝流大正琴全国大会(長野県ビックハット) -2日目-

二日目は観光をしながらの帰路になります。

最初に訪れたのは黒部ダムでした。朝の天候も少し心配されたのですが、現地に着くと上着が必要ないと感じるほどの好天で多くの会員がダムに掛かる虹に歓声をあげていました。

一通り散策が終わり、皆が休憩所辺りに集まった頃、まるで待っていたかのような雨。青い空と放流、遠景と雨、山々に掛かる霧と移り変わる様々な景色を満喫してダムを後にしました。

昼食を兼ねて、味噌蔵へ。

信州味噌のレクチャーを受けて昼食を頂きました。温かい豚汁と焼きおにぎりの組み合わせは、気持ちをほっこりとさせてくれました。

さて、バスは一路、松本城へと向かいました。

前日の演奏、また先ほどのダムでの散策。その疲れを感じさせない程の元気さで、皆6階へ上がって行きました。中の階段はかなり急で私達も心配したのですが、その必要がない程、足取りも軽く・・・結局、私が集合の一番最後でした。

この時も日傘をさされる会員が出るほどの天気。少し雲があったため、遠景は霞んでいましたが9月頭にあるような残暑までは感じず、非常に過ごしやすかったですね。

このあと水引のお店により、ここで各バスは解散となりました。

毎年行われる全国大会。

会場でお会いした会長に、演奏会としての参加だけでなく何らかの付加価値を感じられる大会をお願いしつつ、また私達も演奏旅行としてより多くの会員が思い出多いものになるよう思いを巡らせながら終えた全国大会でした。

第27回琴伝流大正琴全国大会(長野県ビックハット) -1日目-

今年の全国大会は9月1~2日に行われました。場所は1998年に冬季オリンピックが行われた長野県ビックハットでした。私達弦洲会はその二日目の9月2日、演奏に参加しあくる3日は観光をして帰ってきました。演奏曲目は「月の沙漠」と「愛燦燦」。バス4台での参加でした。

当日は天候にも恵まれ、気持ちよく会場へ。

今回の全国大会は副題を「ザ・大正琴祭り」とし、いつもとは違った企画の中で行われました。一番の違いは楽器の持ち込みが無い事。そして会場内に設置された屋台・テナントでした。

据え置きの楽器を使うことには私達も含め、いくつかの他の会の先生方も驚いたのですが、実際に参加してみて、この形の持つ将来性も考慮するべきだろうと思わせる位の素晴らしい演奏が出来ました。また荷物がない事から会場内のテナントを自由に利用出来、その結果最後の演奏まで観客が残るという演奏者側にとっても楽しい演奏会になりました。もちろん私達の演奏もバッチリ仕上げてきました(笑)

今回の演奏で勉強すべきところもありますが。何より全ての演奏者が同じ楽器を使用したことから、客観的に自分達の演奏を聞き、改めて弦洲会の「演奏」に一つ自信を持ち、会場をあとにしてきました。

その後宿泊組は一路、立山の宿泊ホテルへ。その夜には宴会を催し、今回の演奏の大成功を祝いました。

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