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第三回エルミタージュ日本音楽芸術祭

2011年7月14日、ロシア・サンクトペテルブルグにあるエルミタージュ劇場にて「第三回エルミタージュ日本音楽芸術祭」が行われました。それに伴い、7月9日から15日までロシア観光と事前のパフォーマンスに参加しました。


7月9日にセントレア空港を出発し、韓国・インチョン空港を経由してサンクトペテルブルグへ。現地時間、夜に空港へ。そのままホテルで宿泊となりました。


110日はエルミタージュ美術館と市内観光を。サンクトペテルブルグの町はゴシック調の建物に統一され、町全体が1つの大きなアトラクションでした。今回の演奏会場でもあるエルミタージュ美術館は世界三大美術館のひとつであり、想像以上の壮観さと豪華さにただただ驚くばかりです。

エルミタージュ美術館 外観エルミタージュ美術館 エントランス


エルミタージュ美術館内 その1エルミタージュ美術館内 その2

会主、ホテル前での白夜の写真

初日の最後はオペラ「イーゴリ公」初演の劇場、マイリンスキー劇場にてその「イーゴリ公」の観劇でした。本物の持つ迫力を全身に感じながらホテルへと。

この時期のロシアは白夜でいつまでも青空が見える不思議な感覚とともに一日を終えました。


シェルメチェフ宮殿用 ポスター翌11日は、エルミタージュ劇場でのパフォーマンスの宣伝を兼ね、シェルメチェフ宮殿にて会主と私(崇)と国立オーケストラの弦楽団とで合同演奏が行われました。

また途中、休憩時に行われた会員さんを交えた合奏や、楽器を公開し自由に触れてもらえるブースを設置し、大盛況のうちに演奏会を終わらせる事が出来ました。


オーケストラとの演奏、「荒城の月」

休憩時、会員によるデモンストレーション


12日・13日は観光として運河での船上クルーズや市内観光、またエカテリーナ宮殿へも足を伸ばしました。今回の工程中、雨を経験したのは12日の日中、バスの中での2時間のみで天候にも恵まれ、また半そでのシャツでも寒くなく、一枚羽織った状態でも汗をかくことのない状態でした。

エカテリーナ宮殿ゲート前 集合写真エカテリーナ宮殿内

14日、今回の企画の主である「エルミタージュ劇場」での演奏となります。これだけ大きなイベントでありながら弦洲会単独であることのプレッシャーも感じながらお昼に会場入りを済ませました。夜7時、実際にステージが始まると事前の心配をよそに、客席に入りきれないお客様を向かえる事になり、今回の企画者でもあり、いろいろとお手伝いをしていただいたエルミタージュ常任客演指揮者の藤野栄介さんもビックリするほどの大成功で1時間半のコンサートを締めくくることが出来ました。

会主、藤野さん ツーショットエルミタージュ劇場 客席側

エルミタージュ劇場用 ポスター

エルミタージュ日本音楽芸術祭「第一幕」 ダイジェスト



ロシアということもあり事前には色々と心配をしたところもあったのですが、実際にはその心配も全く無く、現地の人々が自由に、またのびのびと生活していたのがとても印象に残る演奏旅行となりました。

会主・倉知弦洲 上席大師範に昇格

今回は大変ビッグなニュースをお伝えします。

先月20日(月)、琴伝流本部(長野駒ヶ根町)に於いて上席大師範の授与式が行われました。

これまでの最高位である大師範の取得者が全国に多数認定したため新たにその上の段位となる上席大師範が制定され、今回の授与式となりました。

複数名への授与でしたが、その中でも首席となる第1位に会主の倉知弦洲が認定され、北林豊琴伝流宗家より直接証書を手渡されました。

日本最大流派である琴伝流、全国30万人の頂点に位置することになり「感無量です」とのコメント。更に「これは琴伝流の会員に授与された勲章だと思います。」とも。

琴伝流本部にて

来週行われる「ロシアでの演奏旅行」が新聞に載りました。

昨年の末より告知をはじめ、このHP上でも3月頭に紹介していた「ロシア・エルミタージュ日露文化交流祭」の出発がいよいよ10日後まで迫ってきました。

エルミタージュ劇場でのコンサートが1時間を有するより充実した演奏会への変更となったこと、日本ではなかなか体験していただけないオペラ観劇の追加など、演奏旅行への期待がより高まっているところです。

中日新聞 2011年6月30日朝刊 近郊版

そんな中、中日新聞より取材を受けました。これから最後の追い込みを迎えている参加者には今まで以上に大きな励みになると思います。


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